Wheelchair tennis player
髙室 侑舞
SBCメディカルグループ所属
車いすテニスプレイヤー
出身地 | 東京都 |
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競技歴 | 2015年7月~ |
順位 |
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その他 | 2024年度前期JWTA U-22強化指定選手 2024 BNP Paribas World Team Cup(車いすテニス世界国別選手権)トルコ大会 ジュニア日本代表 |
ラケット・ストリング・シューズ・ウェアは、
prince様と契約をさせていただいています。
☆2022US OPEN JUNIOR GRADE A EVENT
女子ジュニアクラス シングルス準優勝
☆2023 QLD Wheelchair Open
女子クラス シングルス優勝
☆2024 Cruyff Foundation Junior Masters
女子ジュニアクラス シングルス準優勝
☆2024 Bolton Indoor ITF2 Wheelchair Tennis Tournament
女子ジュニアクラス シングルス優勝
こんにちは!車いすテニスプレイヤーの髙室侑舞です。
私の目標は、ロサンゼルスパラリンピックでメダルを獲得することです。
理由は2つあります。
まず一つ目の理由としては、近年パラリンピックに対して、多くのメディアが取り上げてくださっております。4年に一度しかないパラリンピックで好成績を残すことは、メディアに露出されることに繋がります。
メディア出演のようなメッセージを発信することのできる機会を増やし、何かを始めたいけど、自信がなく、不安な気持ちを抱えていて、始められない子や目標があったけど諦めてしまった子などに対し、努力を続ければ夢はかなうことを伝え、悩みを抱えた子供たちに一歩踏み出す勇気を与えられるのではないかと思っています。
私は、病気によって歩けなくなる前に補装具をつけて楽しくテニスをしていました。それだけに歩けなくなって時には、とても大きな喪失感に襲われました。
そんな私の前に、同じ病気で車いす生活をするなか、車いすテニスと出会い、パラリンピックに出場するという目標を掲げて努力している姉の姿がありました。姉の努力する様子に触発され、私も車いすテニスを体験しようと思いました。体験会に参加した時、最初にボールを打った感触が今でも忘れられないです。喪失感だらけの私の心に「やっぱりテニスって楽しい」ということを思い出させてくれました。
このように、私は一番近くで障がいに負けず努力を続けている姉の姿と自分の持つ少しの勇気で、一歩前に踏み出すことが出来ました。そして、今度は私が私にとっての姉となり、誰かが一歩を踏み出すためのきっかけになれたらうれしく思いますし、そうなれるよう努力することで自分の成長にも繋がると思っています。そのためにも2028年ロスアンゼルスパラリンピックでメダルを獲得することを目標として精進していきます。
2つ目の理由としては、ロサンゼルスパラリンピックでメダルを獲得することによって、私の成長を見守り、後押してくれる全ての方々へ恩返しが出来ると思うからです。
これまで私がアスリートとして成長できているのは、いつも私の応援をしてくださるサポーターの皆様、スポンサー各社の皆様をはじめ、練習や試合について相談できるコーチ、トレーニングやコンディショニングについて親身になって考えてくれるトレーナー、練習環境を整え、私生活のことまで話を聞いてくれる練習拠点の皆さん、そして普段の生活から食事・送迎まで全てをサポートしてくれている家族、私に関わってくださる全ての方々のおかげだと思っています。
お世話になった全ての方々の首にメダルをかけて恩返しをしたいという気持ちが、私の車いすテニスに対する原動力となると同時にメダル獲得という目標の大きな理由となっています。
そして、ロサンゼルスパラリンピックでのメダル獲得という目標を達成するためには、日常生活や練習、試合の中で、他の人は出来て当たり前の小さなことでも目標として掲げ、達成することで、達成感や自信に繋がり、相乗効果でメンタルも安定し、どんどん高い目標でも達成出来るようになると思います。
まずは、小さなことからコツコツと成長できるように、努力を続けることがパラリンピックに出場し、メダルを獲ることへの第1歩だと思います。
私一人の力では、絶対に目標は達成できないと思っています。
皆さんの応援があればあるほど私は強くなります。
応援よろしくお願いいたします!